Metal Church/Damned If You Do

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皆さんいかがお過ごしでしょうか?
そろそろ花粉症の時期になってきましたが、皆さんは対策は立てていますか?

そんな中紹介するのはこのアルバム。


今回紹介するアルバムはMetal Churchの現状での最新作です。



Metal Churchは1984年にセルフタイトルのアルバムでデビューした、
アメリカシアトル出身のメタルバンドなのですが、
このバンド結構紆余曲折ありまして、ヴォーカリストだけでも3人起用しています。
(※スタジオアルバムで起用された人数のみをカウントしています)

このアルバムは2人目のヴォーカリストである、
Mike Howeを前作の「XI」から呼び戻し、制作されたアルバムです。

良い時のMetal Churchといえば、
スラッシュメタルの要素を含みつつ、
長い尺のバラードもアルバムの中に取り入れた、
比較的攻撃的なスタイルを持ったバンドだったように思います。

ですが、Ronny Munroeという3代目のボーカリストを起用した際のアルバムは、
セールス的にも振るわず、内容も本来のMetal Churchからすると寂しい物でした。
(個人的にはRonny Munroeをもう少し生かした作品が作れなかったのかと思います)

私の場合はMetal Churchとの出会いはMike Howeだったのですが、
他の作品を聴き込む間に、Metal Church = Mike Howeではなくなりました。

私の場合はMike Howeに愛着は持っていないので...


私の場合は先ほども述べましたが、
Mike Howeという人物にはあまり愛着は持っておらず、
単にヴォーカリストとして考えれば、Ronny Munroeの方が個人的には好みです。

というのも、Mike Howeというヴォーカリストの場合、
比較的高めのトーンだと綺麗な歌声を出すのですが、
低めのトーンや中音域だと、爬虫類系の声になる所がマイナスポイントです。

それが、Ronny Munroeだと、
低い音域だと多少心許ない所があるように感じるのですが、
ハイトーンボイスを自在に操ることができる為、
彼を生かす方向でやっていけば上手くいったのではないかと感じざるを得ません。

世間一般には「Mike Howeが戻ってきた」という好意的な見方と、
「Ronny Munroe期の低迷を脱する事が出来る」という印象を持ったと思います。

肝心のアルバムの中身について。


ここからはアルバムの中身について書いていきたいと思いますが、
前作である「XI」はMike Howeが戻ってきたという事もあり、
かなりの期待感を持って迎え入れられました。

ですが、Mike Howe自体のパフォーマンスは素晴らしかったものの、
いかんせん歌曲の練りが中途半端だったというのか、
本来アルバムのアクセントになってくる長い尺の曲も、
逆に退屈感を煽るような仕上がりになってしまいました。

「XI」で個人的に好意的に思えたのは、
クリアであり時に演奏の力強さも感じさせる音質でした。
しかし、今回紹介しているアルバムは、その点で不満を感じさせました。

どういう事かというと、
(スピーカーで聴くと分からないのですが)イヤホンで聴いた際に、
前作のクリアであったはずの音質が全くなく、
ギターソロ等が入ってくる際に必ずと言っていいほどノイズが聴こえます。
それはとても"ジャリジャリ"としていて聴いていて不快に感じます。

それ以外では前作の反省を活かしたのか、充実した内容に仕上がっています。
前作ではダレる要因になってしまった、長い尺の曲を収録せず、
一部の曲ではギターソロをカットしてでも、コンパクトにまとめた作風は、
非常に現代的であり、それと共に緊張感を欠く事なく、一気に聴く事が出来ます。
Mike Howeの歌声も衰えを一切感じさせる事なく、堂々と歌い上げています。

要は、収録曲も長くなくコンパクトで、
演奏や歌唱も充実した出来なのですが、
唯一、音質だけが満足のいかない仕上がりになっています。

イヤホンで聴くとその音質の悪さが露骨に現れてしまい、
スピーカーで聴いた時の高揚感は失われてしまうというのが私の感想です。

今回の更新はこの辺で終わりにしておきたいと思います。


今回はMetal Churchの最新のスタジオアルバムについて語りました。
作風としては完全に低迷期を脱する事が出来た印象ですが、
唯一、「音質だけは気を配れなかったのかな」と感じずにはいられません。
皆さんもこのアルバムをスピーカーとイヤホンで聴き比べて下さい。



今回もお付き合い下さりありがとうございました。次回もまたお願いします。

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