Exodus/Impact Is Imminent

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どうしても年内に取り上げておきたいアルバムが、この作品です。
何度聴いても飽きる事がない私にとってはスルメ的なアルバムです。

このアルバム過小評価されてない?


さて、このアルバムはアメリカのメタルバンドExodusの、
4枚目のフルアルバムに当たる訳ですが、
巷では「Exodusは3枚目まで」なんて言われる事が多く、
このアルバムは「あまり出来が良くないアルバム」とされる事が多く感じます。

とにかくこのアルバムリズムギターの音が素晴らしく良いんですよ。
The H-Teamと呼ばれるExodusのギタリスト2人がプロデュースを担当している為、
とことんリズムギターの音色にこだわった仕上がりになっています。
重さと鋭さを両立させたザクザクとしたギターには心地よさを感じます。

その代償というのか、
ギター以外の楽器においては音質が心もとない印象があるのですが...
リズムギターの素晴らしさによってそれらの印象もかき消されます。

特に、ベースやドラムの音作りが甘いというのか、
ドラムの中でもバスドラムの音色が聴き取りにくいという欠点があり、
バランスのとれた音作りが出来ているとはとても言えません。

各パートのバランスを重要視する人には不向きなアルバムだと思います。

前作よりもスラッシュメタルにこだわった仕上がりになっている。


前作である「Fabulous Disaster」は、
メジャーデビューを意識してたのかスラッシュメタルにとどまらない、
幅広いメタルを展開していたように思うのですが、
ですが、今回紹介しているアルバムは、
彼らにとってのメジャーデビューアルバムという事もあり、
彼らの持ち味である"スラッシュメタル"を展開しているように思います。

先ほどの「リズムギターにこだわっている」というのも、
メジャーデビューが出来た事により、予算が増えた事による部分も大きいはずです。
このアルバムに関してはメジャーデビューが良い方向に進んだと感じます。

1曲目のアルバムのタイトルトラックから、
ザクザクとしたギターがうなりを上げるような印象を持っていますし、
多少の中だるみはありますが、5曲目以降の充実度は素晴らしいものです。

「ドラムの音色が物足りない」という事も書きましたが、
このアルバムからドラマーが変更になった事により、
それまであった「跳ねるようなリズム」が無くなってしまった点は、
マイナスだと思いますが、作風的に前のドラマーのプレイでは不向きだと思います。
このアルバムは当時としてはとてもヘヴィなので、軽快な感じは必要ないかと...

スラッシュメタル全般に言える事ですが...


この記事でも書いていますが、
このアルバムはベースが聴き取りにくいです。

ですが、ベースが聴き取りにくいというのは、
スラッシュメタル全般に言える事であり珍しいものではありません。

だって、スラッシュメタルの第一人者である、
Metallicaのアルバムにも「ベースが聴こえない物」があるぐらいですから、
この手のジャンルの音楽ではあまりベースは重要視されませんし、
この事に関してはあまり気にならないというのか、普通だと感じています。

今回の更新はこの辺で終わりにしておきたいと思います。


今回はExodusの4枚目のアルバムについて取り上げてみましたが、いかがでしたか?
この更新は私にしては前回から間を空けずに書く事が出来ました。
それほどこのアルバムは私にとって、とても好きなアルバムという事なのですが、
今年はStay Home等と言われ自宅で過ごす時間が長かった人が多いと思います。

そんな時に、様々なアルバムを聴き返してみたという人もいるのではと思います。
そんな私も今年は音楽をたくさん聴く事が出来ましたし、
音楽鑑賞に関して言えば充実した一年を送る事が出来たと思います。



今回もお付き合い下さりありがとうございました。次回もまたお願いします。

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